「安全=命」を基本価値としています。
当社は安全・健康・環境の保全を人類共通の重要課題として認識し、行動しています。
安全・健康・環境に関する基本的な方針
当社は、安全・健康・環境の保全を人類共通の重要課題であることを認識し、常時、経営トップをはじめ全社員が一丸となって、安全・健康・環境に対する意識改革の徹底を図るため、次の行動指針に基づいた事業活動を行っています。
行動方針
- 安全は当社にとって最大の使命であることを認識し、無事故・無災害を目標とします。
- 安全のためには、職責を超えて一致協力します。
- エコドライブの徹底及び燃料管理の確立によりすべての車輌の燃費改善に努めます。
- 最新適合車輌への早期代替を計画的に行います。
- 確実な定期点検・不正軽油の排除などによりディーゼル車の黒鉛低減に努めます。
- 一層の輸送効率化を図るため、最適な輸送の研究・提案に努めます。
- 産業廃棄物の適格な分別と再資源化の拡大に努めます。
- 関係法令・条例及びその他当社が受入れを決めた要求事項を遵守します。
- 乗務員の健康を損なうことは、安全・安心を脅かす原因になることを鑑み、適切な健康管理に努めます。
運輸安全マネジメントの取り組み
当社では運輸安全マネジメント制度に準ずる安全管理体制の構築に取り組み、経営トップをはじめ全社員が一丸となって、安全・健康・環境の保全に日々取り組んでいます。
輸送の安全に関する基本的な方針
- 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを認識し、社員に輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させ、また、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たす。
- 運輸安全マネジメントを確実に実施し、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上を図る。
- 輸送の安全性の情報について、積極的に公表する。
主な取り組みの紹介
安全会議
事故、故障などの発生状況をもとに再発防止の対応策を協議
点検・整備
日常点検を実施。また日常点検の実施状況を把握し、点検指導などを行う
各種訓練
過去のヒヤリハット事例や事故事例を元に、安全に業務を遂行する意識を高める
日常点呼①
日々、乗務員の体調を把握、伝達事項などを確認し、意識づけ、事故防止につなげる(写真は大阪本社)
日常点呼②
各営業所でも行います(写真は清水営業所)
事故防止のための安全方針・目標・計画
輸送の安全安心のより一層の向上を目指し、安全最優先を徹底し、交通事故撲滅の実現を通じて、社会に貢献する。
輸送の安全に関する目標
令和6年度目標
重大事故の発生件数
0 件
接触事故の前年比
50 %削減
(8件⇒4件)
バック事故の発生件数
0 件
輸送の安全に関する目標達成状況と事故に関する情報
令和5年度達成状況
項目 | 目標 | 結果 |
---|---|---|
重大事故の発生件数 | 0件 | 0件 |
人身事故の発生件数 | 0件 | 0件 |
物損事故の発生件数 | 5件 | 8件 |
労災事故の発生件数 | 0件 | 3件 |
輸送の安全に関する目標達成のための計画
重点取り組み事項
- 外部講師を招き、座学・実技講習を班ごとに受講する
- デジタコ解析により個別に運転者指導及び添乗指導を実施
- 健康起因事故防止策として、点呼時に乗務員の血圧・体温測定を記録し健康管理をチェックする
その他の主な取り組み事項
安全への取組
- アルコールチェッカーの完全実施と日々管理
- 乗務記録における指導監督と推進の管理
- 点呼時における体温測定の実施と管理
- 全車輌バックアイカメラの装着
- ドライブレコーダーの検証と指導
- 現場からのヒヤリ・ハット情報を収集・分析し事故防止
- 事業所内運転者研修の継続的な実施
- Gマークの維持継続
安全への研修・教育
- 運転適性診断の実施
- 乗務員に対する点呼時教育の実施
- 新人・高齢・事故惹起者の教育
- 外部研修機関主催による研修会への参加
チェックの実施
- 点呼及び点検整備のチェック
- 運輸安全マネジメント全般チェック
健康管理の推進
- 健康診断の完全実施(2回/年)とフォローの推進管理
- 過労運転の防止
年間行事・その他
- 安全講習会の開催(全社員参加)
- 危険物安全週間運動の実施
- 年末・年始輸送等に関する安全総点検の実施
- デジタコ等を活用したエコ運転を実施
社内への周知方法
- 安全方針を掲示し、点呼にて唱和
- 各営業所の事務所及び休憩室に「安全方針」「安全に関する情報」掲示
安全に関する情報交換方法
- 事業者、安全統括管理者、運行管理者及び外部講師による「安全講習会」を定期的に実施
輸送の安全に関する組織体制
運転者教育年間計画表
国土交通省告示の指導監督指針に基づき、指導監督指針計12項目を次のとおり、日常的・計画的に実施します。
令和 5年
実施予定月 | 実施項目 |
---|---|
1月 | 事業用自動車を運転する場合の心構え ・トラックは社会を支える重要な物流手段(運行管理者補助者のみ) ・トラック輸送は、ライフラインを支えているという自覚を持とう ・トラックの事故は、他に及ぼす影響が大きいという意識を持とう ・他車に「あおり」ととられない運転を心がけよう |
2月 | 事業用自動車の運行の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 ・プロとして知っておくべき知識を身につけよう(運行管理者補助者のみ) ・救護義務違反は厳罰に処せられる ・タイヤの脱落事故を防ごう ・踏切内で停止したときには列車に対して適切な措置を取ろう |
3月 | 事業用自動車の構造上の特性 ・車両特性からくる危険を理解しておこう(運行管理者補助者のみ) ・上り坂ではスピードの低下に注意しよう ・カーブでは対向車線へのはみ出しに注意 ・バック時、不安を感じたら降りて確認しよう |
4月 | 貨物の正しい積載方法 ・荷物の落下で他車を事故に巻き込まない(運行管理者補助者のみ) ・ 荷崩れ防止のために、積み荷の最後尾にラッシングベルト等を ・荷物が飛散しないように固縛をしつかりしよう ・荷扱い指示マークを無視しないようにしよう |
5月 | 過積載の危険性 ・全社一丸となって過積載運行を防ごう(運行管理者補助者のみ) ・過積載をすると衝突時の被害が格段に大きくなる ・過積載をしないために積載可能重量を理解しておこう ・過積載を要求されたら断る勇気を持とう |
6月 | 危険物を運搬する場合に留意すべき事項 ・危険物の事故被害の大きさを理解しよう(運行管理者補助者のみ) ・危険物移送には「危険物取扱者」の資格が必要です ・事故が発生したときは被害を最小限に抑える措置をとろう ・液体を積んだ車両に乗るときは急カーブに気をつけよう |
7月 | 適切な運行の経路及び当該経路における道路及び交通の状況 ・危険なルートは通行しないようにしよう(運行管理者補助者のみ) ・ 台風など異常気象時には安全なルートを通ろう ・高さ制限のあるルートは通行しないようにしよう ・決められた通行ルートを守ろう |
8月 | 危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 ・危険を探しに行く運転をしよう(運行管理者補助者のみ) ・接近している車に気づかない高齢者に注意しよう ・ヘッドライトはハイビームを有効活用しよう ・大雪の時やチェーン規制のあるルートではチェーンを装着しよう |
9月 | 運転者の運転適性に応じた安全運転 ・自分のクセを理解して克服する運転をしよう(運行管理者補助者のみ) ・注意の偏りを意識した運転をしよう ・あおり運転を防ぐために「カッ」としたら気持ちを落ち着かせよう ・交通状況を「よく見る」運転を心がけよう |
10月 | 交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因並びにこれらへの対処方法 ・ちょっとした油断が大きな事故に結びつく(運行管理者補助者のみ) ・「ながら運転」は絶対に止めよう ・覚醒剤など危険な薬物には絶対に手を出さないで ・睡眠不足のまま運転しない |
11月 | 健康管理の重要性 ・自己管理を徹底して健康起因事故を防ごう(運行管理者補助者のみ) ・健康診断の結果には必ず目を通そう ・精神的な悩みを1人で抱え込まないようにしよう ・生活習慣を見直し、脳疾患による事故を防ごう |
12月 | 安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法 ・安全運転支援装置の弱点を知っておこう(運行管理者補助者のみ) ・センサー等の汚れで衝突被害軽減ブレーキが作動しないこともある ・車線維持支援制御装置が、雪等のため正しく働かないこともある ・安全運転支援装置に頼らない運転をしよう |
◆注意事項◆
1 )指導監督指針全12項目を充たす教育を 1 年に 1 回以上実施する。
2 )実施後は「工教育記録簿」の作成・保管をします。